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ノルマンディーの風

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子犬を迎えに片道4時間

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。





私たちがブリーダー宅を訪れてから数日後、

もう1匹の買い手が現れたとのこと。

さあ、どちらの子犬にするかを決めなくてはいけません。


結局、選んだのはファンファン一押しの体が大きい方。

まあね、大型犬のため、

行く行くはふっくらしているくらいがかわいいのは私も納得。


それから待ちに待った約1カ月後、

ようやく子犬を迎える日がやってきました。

もちろん、再び片道4時間かけて

ノール=パ・ド・カレー地方に行かなくてはいけません。




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ブリーダー宅に着いて再度出迎えてくれたのは、

やっぱり両親犬の吠え声。

ごめんね、今日は本当にあなたたちの子犬をもらいに来たんだよ。


両親犬と一緒に庭で遊んでいたのは、

1カ月前と比べると、大きさが2倍くらいに成長している子犬。

すでに成年の小型犬以上の大きさにびっくりです! 


さらに立派になった脚に尻尾は背にちゃんと巻いているし、

子犬らしい特徴といえば、まだ耳が垂れていることくらい。

もう1匹の姉妹は新しい飼い主の元に出発してしまった後だったのですが、

この時点で900gの体重の差があったそう。




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さて、売り手であるブリーダーさんですが、

出身はポーランドとのことでフランス人とは異なり(笑)、

とても几帳面な方。


アマチュアといえども、すでにブリーダー経験があり、

さまざまな書類を用意していてくれました。

まずは、子犬の売買証明と獣医による犬の健康状態の証明書、

そしてEUの犬用パスポート。


すでに子犬にはマイクロチップが装填され、第1回目のワクチンも注射済み。

パスポート上には、登録番号やワクチン歴が記載され、

これさえあれば、国外へも一緒に旅行ができるのです。




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さらには、今後行うべきワクチン&駆虫薬の日付リスト、

そして秋田犬の飼い方マニュアル&アドバイスまで作られているではありませんか! 

これらの書類を受け取り、簡単なレクチャーまで受け、

両親犬とお別れをしたら、さあノルマンディーの新しい家へ向かいましょう。


手土産に両親犬の匂いが付いたお気に入りのニワトリのぬいぐるみをもらって、

車に揺れること再再度4時間。


1回トイレ休憩をし、途中にある知人宅に立ち寄りながら、

深夜零時にようやく帰宅。

車中での子犬の粗相はまったくなく、

幸先がとてもよろしいようです!







by yokosakamaki | 2019-02-25 00:59 | うちの秋田犬物語

子犬を見に片道4時間

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。





秋田犬のアノンスがいくつかあるうちから子犬を選ぶには、

やはり一度見てみなくては決められません。


ノルマンディーから4時間かけて着いたブリーダーの個人宅は、

ノール=パ・ド・カレー地方らしいレンガの外壁の一軒家が並ぶ住宅地内。

塀で囲まれた程よい大きさの芝生の庭が秋田犬たちの遊び場になっています。


家の中に入るなり、大きな秋田犬のつがいが、

外から窓越しにこちらに向かって猛烈に吠えていて、ちょっとびっくり。



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その吠え声は、ワンワンと言った一般的な犬の鳴き声ではなく、

まさにオオカミの遠吠えのようです。

窓越しとはいえ、2匹もいるし、

その体の大きさと吠え声にファンファンと2人で怖気気味に。


知らない人に対しては、家に入って来る者誰にでも吠えるとのことで、

素晴らしい番犬になるであろうことは証明されたというもの。


さらに母犬の方(写真左)が、なかなか鳴き止まなかったのですが、

家の中にいる自分の子犬たちへの警戒だからとも。

子犬を見に来た私たちの目的は、どうやらお見通しのようです。




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家の中に置かれた人間の赤ちゃん用柵の中には、

子犬が2匹寝ていました。


通常は一度に6~8匹生まれるそうで、

約2年前に同じ母犬から生まれた子犬たちも9匹もいたそうです。

今回はメス2匹だけながら、私たちにとっては生まれた子犬の数が少ないのもポイント。

姉妹が少ない分、母乳をたっぷりと飲め、

元気で丈夫な子犬であろうというイメージからです。

そのためか、生後1ヵ月の秋田犬の子犬たちはすでに丸々とし、

ご立派なおみ脚をお持ちで。



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したがって、選ぶのも2匹のうちのどちらかのため、

簡単なはずではあるのですが、ここで好みが分かれる私とファンファン。


私は目尻が上がり気味で、凛々しい顔つきの方(写真右)が断然いいと言い、

ファンファンは顔よりも体の大きい方(写真左)がいいに決まっているとの意見。

この時点で100gぐらいの体重の違いながら、見た目にも大きさの違いは歴然。


でも、どう考えても大事なのは顔でしょ!と思うのは、

私が見た目重視の女だからなのでしょうか? 


結局、この場では決められず、もう1匹の買い手が現れたところで決定することを約束し、

再度4時間かけてノルマンディーに帰ったのでした。






by yokosakamaki | 2019-02-18 02:46 | うちの秋田犬物語

フランスで子犬を探す

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

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ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。





さて、いざ飼う犬を秋田犬に決めたはいいけれど、

フランスで子犬を探すのはどうしたらいいのでしょう。


フランスでは、いわゆるペットショップでペットを買うのは極少数派。

血統書つきの犬が欲しければブリーダーから買うのが一般的です。

ブリーダーと言えども、プロフェッショナルからアマチュアまでさまざま。

例えば、素人でも自分の飼っている雌犬の子犬が欲しいと、

他の家で飼っている雄犬をお見合いさせて交配し、

生まれて来た子犬1匹を手元に残して他の子犬たちを譲ったり売ったりすることもできるのです。



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そんなプロを含むさまざまな人々が広告を出す個人アノンスが、

地方紙からネットなどで見られるフランス。

特にネット上なら無料で、犬や猫のペットのみならず、

不要となった雑貨や家具、車、家屋まで、

自分の売りたいものを何でも個人アノンスで出すことができます。


したがって、私たちも秋田犬の子犬をネット上の個人アノンスで探し始めました。

自分たちの住んでいる地域に秋田犬のアノンスを出している人がいるか、

血統書があるか、そして値段の比較までできるアノンスサイトは本当に便利。

そして気になる子犬が見つかったら、直接アノンス主に連絡をしてさらに詳しい情報を聞きます。



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数年前からパリでも柴犬を見ることがぐっと増え、

フランスにもブリーダーがいると知ってびっくりした私ですが、

実際、フランスにいる秋田犬のブリーダーを検索すると、

たくさんとまではいかずとも、ちらほらといるものです。


やはり「ハチ公物語」のリメイク版、「HACHI 約束の犬」のアメリカ映画によって、

フランスでの秋田犬の知名度が上がったよう。

ちなみにフランスでも秋田犬は、そのまんま「Akita inu」と言います。


我がノルマンディー地方にも、秋田犬のブリーダーが数人いました。

秋田犬の知識を深めるためにも、近くにあるプロのブリーダーを訪れてみると、

20匹近くいる秋田犬たちの中にはチャンピオン犬もいて、みんな凛々しく美しい。

一般的なイメージの茶色の赤毛の他に、グレーや茶色がまだらになった虎毛や、

真っ白な白毛などさまざまな毛色の秋田犬がいるのですね。




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美しい秋田犬が揃うプロのブリーダーですが、

どの犬も広いながらもつがいで檻の中に入れられているのが残念。

また、チャンピオン犬を親に持つともなると、もちろん子犬の値段も上がります。


やはり、個人宅で愛情を一心に注がれて育てられる秋田犬の子犬が欲しいもの。

さらに、同じ地域に住む個人宅を訪れてみたり、

連絡を取ったアマチュアブリーダーが数件。


そして最終的に私たちが選んだのは、

ノルマンディーの我が家から片道4時間もかかる、

ノール=パ・ド・カレー地方にあるリールという都市近くに住む、

アマチュアブリーダーの子犬だったのです。




by yokosakamaki | 2019-02-11 02:30 | うちの秋田犬物語

次の犬を飼うべきか?

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。



我が家にいた老齢のジャーマン・シェパードが他界し、

私はフランス人のパートナーであるファンファンと

次の犬を飼うかどうかを話し合っていました。


正直言って私自身は猫派なので、

うちには動物がいっぱいいるし、

面倒を見るのも大変だから犬は必要ないんじゃないの?と言ったところ、

犬好きのファンファンはやっぱり犬が欲しいらしい。


どうせ飼うなら見た目も美しく珍しい犬がいいと、

私も渋い顔をしながら了解し、ファンファンの犬探しが始まったのです。



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私とファンファンの犬に対する好みは一致しており、

口先が尖ったスピッツ系。


最初の候補として挙がったのがシベリアン・ハスキーながら、

犬を家の敷地内に放し飼いにする我が家では、

ハスキーだとすぐに逃げ出してしまう恐れがあるとか。


日本の私の実家では柴犬の2代目花子を飼っていて、

私もファンファンも柴犬の端正な顔が大好き。

しかし、番犬にもなる大型犬が理想なため、

我が家には残念ながら柴犬では小さすぎるのです。




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日本犬とはいえ、実は秋田犬を日本で見たのは1度だけ。


ちょうど、ファンファンと一緒に里帰りをしている時で、

私の実家の近くを散歩中に大きな秋田犬に出会ったのです。

年を取っているためか、その秋田犬はあまり美しくなく、

残念ながらよい印象を持ちませんでした。


しかし柴犬よりも大きな日本犬をと思い、

秋田犬をネットで検索してみると、これが断然かわいい!

 

柴犬に似ているけれど、柴犬よりもムクムクした丸顔で、

さらにぬいぐるみみたい!! 


俄然として秋田犬が欲しくなった私は、

意欲的にファンファンの犬探しに協力することにしたのです。







by yokosakamaki | 2019-02-04 02:29 | うちの秋田犬物語