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ノルマンディーの風

カテゴリ:うちの秋田犬物語( 26 )

ユキの出産 2018

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交配から63日目、いよいよ出産予定日です!


前日同様に朝から落ち着かなかったユキながら、

10時ごろに巣箱に入り、ようやく静かになって寝ているよう。


11時、しきりに陰部を舐めだしたユキ。

シーツが濡れ始めたため、これが破水なのかもしれません。


12時、いきんでいるような声を出しているため、

ついに始まるのかと私も巣箱の横で待機。




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1210分、あっと思う間もなく、第1子が誕生!

私が見る暇も、写真を撮る暇もなく、

ユキはすばやく羊膜とへその緒を噛み切った後でした。


すると、元気に鳴き出す子犬!!!


まさに本能のままにユキは動いている感じですが、

不思議なのはそれから。




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自分の目の前に突如現れた小さな物体を見て、

ユキはふと怪訝そうな顔をしています。


生まれたばかりの赤ちゃん子犬は体温調節ができないから、

保温しないといけないというのを、読んでいた私は、

子犬をタオルに包んでみたのですが、

はて、母乳はいつ飲むんだろう?と疑問に。


何といっても私も初めての犬の出産の立ち合いですから、

もうドキドキなのです。


すぐさま、子犬をユキの元に返し、

お乳の傍に持って行くとちゃんと乳首に吸い付きます。




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すると、ユキの顔が何とも言えない優しい表情になるではありませんか!

この時が、ユキがお母さんになった瞬間なのかもしれません。


14時15分、第2子誕生!


羊膜に包まれて出て来る赤ちゃん子犬を初めて見ました。

すぐさま羊膜を食いちぎり、子犬を外へ出してあげるユキ。

羊膜に包まれたままだと、子犬が窒息死してしまう恐れがあるため、

一刻を争う作業なのでしょう。





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14時30分、第3子誕生!


分娩の間隔が短くなると、本当に大変です。

ユキは産んでは羊膜、へその緒を食いちぎり、

出てきた子犬を舐めまわして呼吸を促し、

濡れている全身をさらに舐めて乾かしてあげます。

と同時に、すでに生まれた子犬たちと一緒に母乳もあげなくてはいけません。


さらに同時に、次の分娩がやって来るのですから、

まさに休む暇なしとはこのこと。



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ユキの出産とともに、めでたくパパ犬になったはずのカイは、

時同じくして、巣箱の外で寝ていました(笑)。


まあ、分娩においてオス犬ができることは何もありませんから。


15時20分、第4子誕生!


最初の子の時だけ、いきんでいるような様子を見せたのですが、

ユキは横になった体勢で、上半身だけ持ち上げて陰部を舐めているかと思うと、

突然、羊膜に包まれた子犬がぬるりと出て来るという感じで、

すべての分娩がめちゃくちゃ早い。

元から丸い体型もあって、ユキは安産なのかもしれません。





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こうして最後の子犬が生まれたのは第1子誕生から約3時間後。

この3時間の差は歴然で、

すでに第1子の毛は乾き、お腹いっぱいにお乳を飲んでいる状態でした。


私は子犬が生まれるごとに濡れて汚れてしまうシーツを取り替え、

子犬たちが寒くないようにタオルにのせてあげ、

ユキの分娩の邪魔にならないようにどかしてあげる、

などと、せっせとユキの横でお世話係をやっていましたが、

私がいなくとも、ユキ1匹で十分に大役を務めあげたことでしょう。





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出産時は1月で、我が家はタイル敷きなので寒いんじゃないかと、

巣箱に毛布を敷いていたのですが、

秋田犬の場合、まったく必要なかったこと。

新聞紙も敷いていたのですが、巣作りで掘り返されてしまうため、

やはり意味はありませんでした。

それよりも、すぐに乾いたシーツに取り替えてあげられるように、

たくさんのシーツが必要だったこと、

が、私自身の巣箱作りの教訓です。





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最初から最後まで冷静沈着にユキが成し遂げた、

初めての出産。


こうして見事に4匹の元気な子犬が誕生したのです!








by yokosakamaki | 2019-08-05 00:48 | うちの秋田犬物語

迫るユキの出産予定日

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メス犬の妊娠期間は約63日と言われます。

秋田犬のユキとカイの交配に成功したのが、

20171110日のこと。


したがって計算してみると、出産予定日は2018年1月11日。

たったの2ヵ月で子犬たちは生れてきてしまうと言うわけです!



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元から丸い体型であるユキは、

子犬の頭数にもよるのでしょうが、

予定日直前まであまりお腹が膨らんでいるようには見えず(汗)。


でも、交配から50日目くらいになると、

乳首が大きくなってきているのが分かり、

ようやく妊娠中だということが確認できます。


いつもはカイの方がごはんの催促をするものですが、

この時期はさすがにユキの方が常にお腹が空いている感じ。

徐々にユキのごはんの量を増やしていきます。




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そして出産予定日の約1週間前に、

私の仕事場でもあるサロンに出産用の巣箱を設置。

私は仕事をしながら、常に子犬の観察&世話ができるという目論見です。


ユキは巣箱の意味がすぐに分かったらしく、

設置後翌日には中に入って居心地を確かめています。


そしてついに、出産予定日前日!

ユキは朝からまったく落ち着きがありません。

家と外の中庭を出たり入ったりウロウロ。

納屋の奥に入り込んでみたり、土を一心に掘っては巣作りをしているよう。

あれ、巣箱の意味が分かっていなかったのか???


まさか外で出産を始めるのではないかと、気が気ではなく、

私もユキにくっついて家と中庭を出たり入ったりウロウロ。



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その日の夜は、カイを外の犬舎に寝かし、

私はいつ出産が始まってもいいようにとサロンのソファーで寝ることに。


ユキは巣箱の中に入っても、息が荒くまったく落ち着きがありません。

時々、巣箱から出てはキュンキュン鳴きながら家の中をウロウロ。

家の奥のあちこちで、タイルの床を掘るように猛烈に引っ掻いては、

また巣箱に戻るを繰り返しています。


私は今か今かと何度も起きるのだけれど、

なかなか始まらないのが出産と言うもの。


こうして交配から63日目、

待ちに待った出産予定日の朝が、

ようやく訪れたのです。


by yokosakamaki | 2019-07-29 00:46 | うちの秋田犬物語

ユキの妊娠

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秋田犬のユキとカイの初めての交尾がうまくいったのは、

まさにビギナーズラックだったよう。


なぜならば、交尾成功の後から、

ユキの態度がガラリと変わってしまったからです。


再度マウンティングしようとするカイに、

唸り声をあげるようになったユキ。

カイが近づこうとすると牙をむき、吠え立てます。





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そんな豹変したユキの前でカイは、

地面を掻き、キュンキュン鳴いては負けじと向かっていくのですが、

やはり相手の合意を得られなければ、交尾に至るのは無理。


子犬の時から一緒に暮らしていて、仲の良い2匹のはずなのに、

ユキはどうしちゃったのでしょう?


カイのブリーダーさんが、

カイのママン犬を他のブリーダーのところにいるオス犬と交配させた時の様子を、

「強姦」だと話していました。


メス犬はオス犬を選り好みすると、ユキのブリーダーさんも話していたからこそ、

2匹を一緒に育ててきたのに、

ユキはカイをオス犬として気に入らなかったということでしょうか?




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それとも、安易に交尾をさせないで抵抗することで、

果敢に向かってくる強いオス犬を選んでいるのか??

それとも、それとも、すでに1回交尾が成功しているため、

もうしなくてもいいと思っているのか???


ユキの気持ちはまったく私には分かりませんが、

1度交尾が成功していることには私も同感。

もちろんユキが妊娠したかは分かりませんが、

自然に任せて、さらに交尾を強いることはしませんでした。




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そんな2匹の大騒動が収まってきたのは、それから4日目のこと。

カイはユキにマウンティングをしなくなるにつれて、

ユキもカイに唸ることはなくなりました。


こうしてユキとカイの関係は、元通りの仲の良い2匹に戻ったのです。


そして、交配から約1カ月半後、

獣医さんのところでユキのエコー検査をしてもらいました。





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結果は、見事に妊娠中!

ユキのお腹の中には少なくとも3匹の子犬がいるようです!!




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by yokosakamaki | 2019-07-22 00:38 | うちの秋田犬物語

秋田犬を交配させる

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1歳になるまで初ヒート(発情期)がなかった秋田犬のユキですが、

2回目のヒートはその6カ月後、そして3回目は9カ月後にやってきました。

つまり、ユキのヒートは年に2回といった規則的にあるのではなく、

時期をずらしながらやってくるよう。


したがって、血統書を手に入れてから、

ユキが2歳3カ月である201710月末に3回目のヒートが始まり、

交配させる時期が到来したのです!




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それまではユキの出血が始まると、カイとは別居をさせていたのですが、

今回はそんな必要はありません。


しかし、犬を交配させるのはもちろんのこと、見るのも初めてのこと。

どうなることか心配ではあるものの、

我が家で子犬の頃から一緒に育ち、よく知った2匹のことだから、

楽観的に構えてもいました。


一般的にメス犬のヒートが始まってから9日目に排卵が起きるとか。

その2日後である11日目以降が受精期間と言われます。



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すでにユキのヒートが始まっているのに、

まったく興奮する気配がないオス犬のカイ。


9日目あたりになるとユキの陰部が見るからに膨れています。

カイはしきりにユキのお尻を嗅いで、舐めているのですが、

それでも興奮している様子はありません。


2匹に任せようと思っていた私たちですが、

いつもと全く変わらない犬たちの様子に不安になってきました。




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すると、ヒート開始から15日目に前日とは状況が一転!

朝から何度もカイはユキにマウンティングをします。

そんなカイにユキはされるがままながら、

なかなかうまくは行かないよう。


2匹の様子を横目で見ながら、仕事をしていた私ですが、

仕事場のテーブルに座っていた私の横で、

まんまとマウンティングを始めるカイ(苦笑)。




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ユキはテーブルの下に頭を入れて動けない状態がよかったのか、

カイのペニスがユキの膣内に無事に挿入!

この時にメス犬の膣がオス犬のペニスをブロックして、

ドッキングした状態になります。


ユキの背中にのっていたカイはくるりと向きを変えたいのだけれど、

脚が引っかかって向きが変えられないよう。

すぐ横にいた私がカイの脚を持ち上げて、

後ろ向きになるのを手伝ってあげたのでした。


なんて家庭的交配(笑)。




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こうして2匹が後ろ向きでドッキングした状態が続くのが、

なんと15分!


あらかじめ、犬の交配の流れを調べておいた私ながら、

こんなに結合した時間が長いとは思わず、なかなか離れない2匹が心配に。


ユキもカイも自分たちに何が起こったのか分からない様子で、

最初はお互いに離れようとしていたのですが、

無理だと分かるとあきらめて、後ろ向きに繋がったままじっとしています。




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と、不意にブロックが外れたようで、

バラバラになったユキとカイ。

それぞれ自分の陰部を舐めて綺麗にしつつも、

やはり何が起きたのか分かっていないよう。


何はともあれ、ユキとカイの初めての交尾は、

結構あっけなく、うまくいったようです!


2匹とも、でかしたぞ!!



by yokosakamaki | 2019-07-15 00:37 | うちの秋田犬物語

フランスで犬の血統書を手に入れる

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血統書つきの両親から生まれた秋田犬のユキとカイですが、

まだ正式な血統書を持っていないことは、以前お伝えした通り。


フランスでは子犬の出生の際にLOFに登録することで、

後々血統書をもらう権利を得ます。


犬種によって時期は異なりますが、

秋田犬ならば生後15カ月以降になってようやく、

血統書がもらえるかどうかの審査を受けることができるのです。



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もちろん、普通に犬を飼うのならば血統書にこだわる必要もないのですが、

我が家では繁殖も目的としているため、やはり血統書は手に入れたいところ。


2017年7月、ユキはもうすぐ2歳になるところですが、

カイは1歳9カ月になったところで、

審査を受けるための会場に赴くことができました。



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審査会場はノルマンディーにあるシャトー・ドゥ・マルト。

会場がお城と言うところが、何ともおフランスらしい。

シャトーの庭にいくつものテントを設置し、

犬種のグループごとに犬を審査していきます。


秋田犬はグループ5で、

シベリアン・ハスキーやチャウチャウ、スピッツなどと同じグループ。


その時まで知りませんでしたが、

「原始的な犬(chien primitif)」というグループになるんですね。

周りを見回せば、もふもふ、モサモサした犬が多いこと!



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しかし、他の秋田犬はやはり見つからない。

帰り間際に1匹だけ見かけただけでした。


犬が大勢集まる場所に慣れていないユキとカイですが、

カイはいつも通り、ひとしきり興奮した後に落ち着いた様子。

ユキはもちろん、いつも通りに静かなままで順番を待ちます。




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審査と言ってもいたって簡単なもので、

まずマイクロチップが装着されているかを確認。

その後、体高を測り、歯がちゃんと揃っているかを調べられ、

そしてひと往復、歩かされて姿勢も見られます。


コンクールとは異なり、

犬種の基準を満たしているかどうかをチェックされるだけなのですから、

特に難しいことは何もないのでしょう。


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合格のサインをもらう時に、

「ぜひコンクールにも参加した方がいい。特にオスの方は」と勧められ、

やっぱりコンクールにも応募すればよかったと後悔したのでした(親バカ)。


実は審査とともにコンクールにも出場することが可能だとか。

しかしながら、同時にできるとは知らなかった私たちは、

翌日にあったコンクールへの参加は見送ったのでした。


無事に審査に合格すると、

後日、フランスケンネルクラブから正式な血統書が送られてきます。


こうして血統書を手に入れたユキとカイ。

繁殖への準備が整ったところで、

次にやってくるユキのヒートを待つのみです!




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by yokosakamaki | 2019-07-08 00:01 | うちの秋田犬物語

カイ、1歳

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。





我が家で秋田犬2匹を飼うと決めたのは、行く行く繁殖をするためなのですが、

そうしなかったとしても2匹飼ってよかったとつくづく思います。


なぜならば、まずは同じ秋田犬といえども、

メス犬のユキとオス犬のカイでは性格が全く違うということ。





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フランスでの秋田犬のイメージである「猫のような犬」である、

おっとりマイペースなユキと、

「犬のような犬」といった私のイメージそのままの、

常にオレオレで興奮気味なカイ。




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もし、どちらか一方だけだったならば、

私たちの秋田犬のイメージもどちらかで固定されてしまったことでしょう。


また、ユキだけだったならば静かである分、今思うと物足りなかったかも。


でもカイのようなのが2匹もいたら、うるさすぎます。





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異なる性格だからこそ、観察していて面白いし、世話するのも楽しい。


同じ犬種でさえもこんなに違うのだから、

異なる犬種で飼われている方なら、さらにさまざまな発見があることでしょう。





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そして、2匹いると一緒に遊んでくれる利点があります。


我が家は定期的にパリに通っているため、

それこそ2匹がまだ子犬だった頃は、交互にパリに連れて行ったものでした。


でも大きくなるにつれて、移動させるのがなかなか大変に。






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それなら2匹一緒にお留守番させた方が、退屈はしないというもの。

犬たちにとっても、狭い車に乗せられて都会の人混みの中に連れて行かれるよりは、

犬舎でのんびりしていた方がうれしいのでは。




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1匹よりも2匹の方が、食費が2倍掛かるのは当然ですが、

世話をする大変さは2倍にはならず、もしかしたら半減するのかも。


何といっても、愛しい犬が2匹いることで、

喜びは2倍どころか無限に広がる気がします。




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我が家にカイが来た時は、姉弟のような体格差があった2匹ですが、

5カ月後にほぼ同じになり、6カ月後にカイはユキの大きさを超しました。


そして、ユキに後れること2カ月半後、

カイも元気に1歳を迎え、その体格差は大逆転です。


こうして、秋田犬2匹と1年を過ごした「猫派」だった私は、

まんまと「犬猫派」になったのでした。






by yokosakamaki | 2019-06-24 00:54 | うちの秋田犬物語

カイ、家族と再会

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。




我が家の秋田犬のメス、ユキが1歳になった8月。

ちょうどヴァカンス時期だったため、

オスのカイの生家であるブリーダーさんが遊びに来てくれました。

なんと、カイのママンと妹のサクラちゃんを連れて来てくれたのです。





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ユキとの年の差が2カ月半であるカイは、

この時まだ10カ月。

我が家に来て以降、約8カ月ぶりの家族との再会です。




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ただ残念ながら、前回お話しした通り、

ユキは初ヒート真っ最中。


さらにサクラちゃんも同時期に初ヒートだったため、

カイとは面会はできず。

カイたちを産んでから避妊手術をしたママンだけ、

家の中で息子のカイと再会を果たしました。


しかし、カイは自分のママンにはあまり関心がないようで、

ブリーダーさんにばかり愛嬌を振りまいています。

ブリーダーさんのことは覚えていると言うのでしょうか???





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というわけで、他の日に撮ったカイの写真を並べてみました。

白毛がカイのママン、虎毛がカイの妹ですが、

どうですか、似ているでしょうか? 


カイの笑い顔がちょっとママンの笑い顔に似ているかな、

なんて思ったりしますが、毛の色が異なると印象もだいぶ変わります。

カイはすっかりママンの大きさを抜いていました。

やっぱり男の子です。




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ママンはちょっと気難しい性格ということで、リードをつけたままだったのですが、

ユキが近づくと案の定、唸っていました。

やっぱり嫁と姑の関係はなかなか難しいよう(笑)。


同世代のサクラちゃんとユキは、何となく気が合った様子。

ま、サクラちゃんはユキの義妹になるわけですから。


しかし、ユキよりもサクラちゃんの方が若いのに、

ユキよりもサクラちゃんの方がすらりとして大きい。

ユキは脚が短く横に広い感じです。





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最後にカイの代わりにユキを入れて、

無理やり家族写真となりました。

並んで見ると、サクラちゃんもママンより大きい感じですね。


赤毛のユキ、虎毛のサクラちゃん、白毛のママンと、

まさに3色の秋田犬が勢揃いです。


私はやっぱり赤毛派ですが、皆さんはどの毛の色がお好みでしょうか? 


快晴の爽やかな夏の日、秋田犬三昧の楽しいひと時を過ごしました。

ママンとサクラちゃん、また遊びに来てね!






by yokosakamaki | 2019-06-17 00:25 | うちの秋田犬物語

ユキ、1歳

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

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2016年7月30日、

我が家の秋田犬のメス、ユキはめでたく1歳になりました。


ホット・スポット発症以外は何の問題もなく、

元気に育ったユキですが、ひとつ気がかりなことが。


いまだに初ヒート(発情期)が訪れないことです。


個体差があるものの、大型犬の初ヒートは生後10カ月ごろと言われています。

したがって、2カ月前から常にユキの様子を伺っているのですが、

まったく変化なし。






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我が家にいるのがユキだけだったならば、そんなに神経質にならないのですが、

オス犬のカイもいるため、用心に越したことはありません。


行く行くは繁殖させるつもりでいますが、

その時期は母体がしっかり成熟する2歳以降を待ちたいところ。


よって、いまかいまかと初ヒートを待っているものの、

ユキが1歳になってもまだ訪れないとは! 


もしかして知らない間に初ヒートが来ていて、すでに妊娠していたりして!!!






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不安になっていた矢先、1歳の誕生日を1週間過ぎて、

ユキはようやく初ヒートになりました。

すぐさま、オス犬のカイとはしばらく別居生活です。


この頃に我が家の中庭を柵で完全に囲み、

犬たちを放し飼いにできる環境が整ったのですが、

その中庭にある犬舎と家の中で2匹を別々にし、

交互に入れ替える生活になりました。


2匹を離しておく期間は、念を入れて1カ月は見ておきたいところです。






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メス犬の発情期であるヒート期間中は、女性の生理のようにメス犬も出血します。

出血量も個体差があるようですが、

ユキの初ヒートの場合は床に時々血がポタポタと落ちるくらい。


同時に陰部が腫れ上がって来て、見るからにヒート中だということが分かります

(写真でも陰部の腫れが分かります)。

ユキは陰部を舐めて自身をキレイにし、床掃除までしてくれるほど! 


でもその他には、まったく変わりなく。

落ち着かなくなることも、食欲がなくなることもなく、

いつも通りののんびりしたユキでした。




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それよりも気になったのは、去勢していないオス犬のカイの反応。

オス犬には発情期がなく、

ヒート中のメス犬が発する独特のフェロモンを嗅ぐことで発情すると言います。


別居しているとはいえ、同じ敷地内にいる2匹ですから、

ユキがヒート中であることはカイにも分かるはず。

発情すると2階から飛び降りるオス犬もいるなんて話を聞き、

どうなることかと心配しましたが、

日頃から興奮しやすいカイがそれ以上に興奮することはなく、

拍子抜けしました。






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ただ問題は、この時期になるとカイが家の中にマーキングをしてしまうこと。

また、普段は犬舎に独りでいても鳴くことのないカイながら、

クインクインとまさに泣いているような声を出すことが、

2、3日だけありました。


しかし、それ以上は何事もなく、

無事にユキの初ヒートは終わったのでした。


あんなに小さな子犬だったユキは、

徐々に立派な成犬になりつつあります。


by yokosakamaki | 2019-06-10 00:11 | うちの秋田犬物語

突然、ユキの毛が抜けた!

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。





気温が一気に上がり、すでに夏のように暑い日がある6月の始め。

夜、サロンで映画を見ていた私たちのそばにいる秋田犬のメス、ユキをふと見ると、

右耳の後ろの毛がごっそり抜け、皮膚が見えていてびっくり! 


つい数分前までは何ともなかったのに、一体彼女に何が起きたのでしょう? 


もし、ここにオス犬のカイがいたら、真っ先に疑うところですが、

この時、当犬は外の犬舎にいたため、青天白日。

血が流れているわけでもなく、いつも通りに見えるユキに、

独りで勝手にテーブルの角にぶつけたのかと話しながら、

その日はそのままに寝たのでした。



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翌日、起きてみるとユキの耳の後ろの禿がさらに広がり、

掻きむしったように皮膚からは血がうっすらとにじみ出ていて、

見るからに痛そうです

(※写真は数日後のすでに患部が乾き始めた状態)。


慌てて獣医さんのところに連れて行くと、

「ホットスポット」という診断が。


急性湿性皮膚炎とも呼ばれ、

気温や湿度が急上昇する時期に発症しやすい皮膚炎だとか。

幹部は激しい痛みも伴うとのことで、

麻酔をして周りの毛を刈り、消毒をしてもらいました。


午後迎えに行くと、エリザベスカラーを装着されながらも、

元気そうなユキを見てほっと一安心。





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その日からカイとは別居生活。

毎日、抗炎症の薬を飲ませ、

朝と晩、患部に抗菌用のクリームを塗らなくてはいけません。


薬を飲ませるのは問題ないのですが、炎症している剥き出しの皮膚にクリームを塗るのが大変。

人間が良かれと思ってやっていても、理由が分からない犬にとってはただ痛いだけなのですから。


それでも、元来、気が優しく聡明なユキは必要以上に暴れず、助かりました。

まだ生後10カ月とはいえ大型犬のため、

嫌がるならば2人がかりでクリームを塗る羽目になったことでしょう。





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それにしても、と思うのは、

私たちはお医者さんから何が問題なのかを聞き、

その説明によっては安心することもできますが、

動物たちは自分の身に何が起こっているのかが分からないということ。


痒くて痛い思いをしているユキは、訳が分からないまま、

さらに邪魔なエリザベスカラーをつけられ、

毎日クリームを塗られる状態が続くわけです。


その身を考えると、何とも居たたまれない気持ちになります。





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でもだからこそ、

こういう時に飼い主と犬とのしっかりした信頼関係が必要なのだとも。

始めは嫌々ながら耳の後ろにクリームを塗られていたユキですが、

患部が治り始めるとともにお座りをして、じっとしていられるようになりました。


通常から、犬の体のどこを触っても嫌がらない状態にしておくのは

本当に大切なことなのですね。


毛が生え揃うのはもう少しかかりますが、

炎症が全治したのは約2週間後のこと。

生まれて初めての病気に、ユキはよくがんばりました!






by yokosakamaki | 2019-06-03 00:32 | うちの秋田犬物語

ノルマンディーの春の訪れ

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。




夏時間が始まるとともに一気に日が長くなり、

太陽の光で周りの景色がキラキラと輝き出すと、

我が家がもっとも華やぐ季節が到来です。


日によってはもう初夏のような暑さで、

秋田犬たちとの散歩が一番楽しい時期でもあります。




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中でもいち早く色づくのが牧草地。

タンポポが一面に花を咲かせ、黄色い絨毯を作ってくれるのです。

ユキとカイはご自慢の白い脚をほんのり黄色く染めながら、

春の香りを思う存分嗅ぎ回ります。





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タンポポと順番を競うように咲き始めるのが、サクランボの花。


中庭にある犬舎の脇にあるサクランボの木をトップバッターに、

果樹園の列になったサクランボの木が一気に花をつけると、それは見ものです。


花は桜に似ているし、満開の下にゴザでも敷けば、

立派な花見宴会ができるくらい。


地面はタンポポの黄色い絨毯、

上を見上げれば青空をバックにサクランボの白い花がまぶしく映え、

まさしく花の咲き乱れといった感じ。




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サクランボの花にちょいと遅れて咲き始めるのはリンゴの花です。

ほんのりピンクがかった愛らしい蕾が、

ふと目覚めたように次から次へと開いていきます。


果樹園のリンゴの花が満開になるころ、

サクランボの木は生まれたばかりの葉をどんどん広げて、

すでに新緑の季節へ移行。


牧草地ではタンポポの花が終わり、

ふわふわの綿毛で一面を白く染めたかと思ったら、

ミヤマキンポウゲの黄色い花に取って替わられ、

春のさまざまな装いを目まぐるしく楽しんでいます。


どの花たちも自分の番が来るのを、いまかいまかと待ちわびているよう。




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これぞ春爛漫といった時期ですが、

突然気温が急降下したり、雨や雹まで降った時には、

果樹の花の命はまさに短し。


あっという間に散り去ってしまうことはもちろん、

その年の果実の出来を左右することになります。


恩恵も破壊ももたらすのが偉大なる自然というもの。


そんな限られた季節を我が家の秋田犬たちも分かっているのか、

海から運ばれてくるやわらかくなった風に吹かれながら、

春の訪れを楽しんでいるようです。








by yokosakamaki | 2019-05-27 00:47 | うちの秋田犬物語