子猫、6ヶ月
さて、うちの子になったプリュムとクロクロ。
めでたく、6ヶ月になりました。
上の写真ではちと分からないと思いますが、
止められない、止まらない、
巨大化し続けるプリュム。
これって本当に6ヶ月児の大きさなのでしょうか?
クロクロは相変わらず、チビのままですが、
クロクロよりも全体はひと回り以上あり、
足なんて2倍近くありそうな巨大さ。
もちろんオスとメスの違いでしょうが、
その成長ぶりには、いやはや、びっくり!
ミヌー母さんなんてあっという間に追い越されていますから。
そんな巨大なプリュムながら、
クロクロよりも断然甘えん坊。
そういえば、うちで生まれた女子猫たちは、
みんな自立心が強く、マイペースだった。
それに比べて男子猫たちは、
揃いも揃って私にべったり。
これもオスとメスの違いでしょうか?
加えて言わせてもらえば、
女子の方が断然賢い!
って私が女子だからと贔屓するわけではありませんよ。
たとえば、子猫たちがアルミホイルで作ったボールを転がして遊んでいると、
何度となく、ボールが家具の隙間に入り込み、取れなくなってしまうわけです。
そんな危険地帯をいち早く察知し、
そこに近づくと口でボールをくわえて避難するという、
高度な技術を身につけるのが早かったのが女子軍。
いつまでも、隙間にボールを入れてしまっては、
私が取り出してあげるのを待っているのが男子軍。
「少しは頭を使え!」と、叱られることもしばしば。
そんな男子筆頭のプリュム。
たぶん、自分が巨大化していることも気がついていないに違いない。
相変わらず、私に膝の上に飛び乗ってきては、
大股を開き、我が物顔。
ねぇ、プリュム。それ以上大きくなったら、
もう私の膝には乗れないからね。
今でも、プリュムのはみ出た部分は私が手で支えている状態。
その私の腕に必ず手を乗せてくるのが彼。
まるで温かな人肌を確かめたいみたい。
そうされると、私は逆に猫の肉球の温かさを感じ、
胸がキュンとしてしまう瞬間でもあるのです。
時には膝の上で私の目をじ~っと見続けるプリュム。
無表情でありながら、何か言いたげな緑色の目に、
吸い込まれそうになることもしばしば。
構って欲しいときには、巨大な肉球で、
私の顔をペタペタと触ってくるのが常。
はいはい、あなたが一番のワガママ王子ですよ。
私がサロンから出ようとすると、突然ソワソワしだし、
後を追ってくるのもプリュム。
すぐにサロンに戻らないと、扉の前で鳴き出す事に。
私にもトイレぐらい行かせてくれ!
替わって、常に我が道を行くクロクロ。
生まれた時からピーピーとうるさかったけれど、
そのまま大きくなり、今やとんでもないおしゃべり娘に。
でも猫らしい声を出すことはほとんどなく、
たいてい、キュルとか、ピュウとか、ミュとか、
意味不明な音ばかり。
文脈と言うものはなく、
「だからね、でもね、といっても、なのよ」と、
独りで納得している感じ。
もっとはっきり、しゃべってください!
彼女が自分から私の膝に飛び乗ってくることは稀。
と言っても、必ず先に、
うちのワガママ王子が占領しているからかもしれないけれど。
クロクロのいつもの居場所は大きなクッションの上。
このクッション、使わないから捨てようかと言っていた矢先に、
子猫たちが産まれ、猫たちに献上したもの。
最初は6匹の子猫がみんな乗っていたのに、
今やクロクロ1匹が独占し、寝ている間に頭までがずり落ちる状態。
そういえばプリュムがここで寝ていることは、今や皆無だな。
私がサロンから出て行っても、独り残されても、
他に誰が来ても、まったく平気で爆睡できるのがクロクロ。
寝ている間に、突然一言、
寝言を言い出すのも彼女ならでは。
そして私は知ったのです。
クロクロが私の膝や高い場所から飛び降り、
着地する時も“キュル”と変な音を出すことを。
そうか、クロクロ。
あんたのお腹の中には鳴き笛※が入っているのね!
(※フツーはぬいぐるみの中に入っていて、押すと音が出る)
ほらほら、あのガイ・リッチー監督の“スナッチ”の映画で出てくる、
オモチャを飲み込んだ犬のように!
そうと考えなければ、あんたの変な音はどこから出てくるのさ!
プリュムが“マザコンのワガママ王子”とすると、
クロクロは“オモチャ音の出るクールな姫”といったところかしら。
そんなうちの子猫2匹だけれど、
生後6ヶ月を迎え、去勢&避妊手術をしました。
プリュムには迷いはなかったけれど、
クロクロにはちょっとどうしようかと。
また“子猫配達人”を務めてみたいじゃない。
でも結局、手術をすることに。
これで、2匹とも幼少時代を卒業したみたい。
そして、なんだか私は、
ちょっぴり寂しい気分なのです。
2匹のバンザイ寝は、まさにミヌー母さん譲り。
今日もうちの中が平和で、
まったくうれしい限りです。
by yokosakamaki
| 2011-11-06 15:52
| うちの猫物語