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ノルマンディーの風

ユキのパリデビュー

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。





ノルマンディーの田舎で暮らしている秋田犬のユキ。


散歩道は我が家の牧草地なので他動物に慣れたとしても、

日常的に車の往来や人混みに接することはありません。

しかし今後、街に連れ出す時のために、

早いうちから都会にも慣れさせた方がいいというもの。


そこで生後4カ月になる頃、パリに初めてユキを連れて行くことにしました。

一気に上級編ですが、何事も小さい時から経験すべし!





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最初に立ちはだかった関門は、地下鉄へ降りる階段です。


実はこの後に及んで、

ユキは一度も階段を上り下りしたことがなかったのです。

我が家では寝室のある2階に上るのは禁止だったため、

今まで平面のみで暮らしていたユキ。


地下へと続くトンネルのような長い階段を見たユキは、

脚を前後に投げ出して腹這いになり、

「絶対動かない!」というポーズを取ります。


そんなユキを抱きかかえ、階段を数段降りたところで下ろし、

自力で降りることを促します。

すると、恐る恐るながらユキは1段ずつ階段を降り始めました。


エライぞ、さすがうちのユキ!






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階段はクリアしたものの、

不安だったのがユキとの地下鉄の乗車です。


キャリーバッグに入れた小型犬は無料で乗車が可能なのだけれど、

生後4カ月の子犬とはいえ、ユキはすでに中型犬以上の大きさ。


そこで窓口で聞いてみると、

ユキを一瞥した係員は「ダメだけれど、ま、いいわ」との返事。


最近になって調べてみると、その時までは大型犬の乗車は禁止だったけれど、

リードと口輪をつけて乗車料金の半額を払えば、

大型犬もパリの地下鉄に乗れるようになったようです。


でも「ま、いいわ」の言葉で、

その時ユキは堂々と無賃乗車しました。

これが何事も個人判断のおフランス(笑)。







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いざ、電車に乗ろうとすると、

ホームで再び腹這いになって「絶対動かない!」ポーズを取るユキ。


抱き上げて電車に乗せると、すぐさま床に腹這いになって動きません。

そんなユキを椅子の下に押し込み、ほっと一息。

電車は空いていたのですが、大勢の人が乗り降りする駅もありました。

それでも吠えもせず、椅子の下でユキは静かにしています。


電車から降りる時になってもやっぱり動かないユキを、

抱えて降りなくてはいけなかったけれど、地下鉄の乗車もまずは合格。


さあ、まだまだパリでのユキの挑戦は続きますよ~。









# by yokosakamaki | 2019-04-15 00:52 | うちの秋田犬物語