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ノルマンディーの風

ユキの出産 2018

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交配から63日目、いよいよ出産予定日です!


前日同様に朝から落ち着かなかったユキながら、

10時ごろに巣箱に入り、ようやく静かになって寝ているよう。


11時、しきりに陰部を舐めだしたユキ。

シーツが濡れ始めたため、これが破水なのかもしれません。


12時、いきんでいるような声を出しているため、

ついに始まるのかと私も巣箱の横で待機。




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1210分、あっと思う間もなく、第1子が誕生!

私が見る暇も、写真を撮る暇もなく、

ユキはすばやく羊膜とへその緒を噛み切った後でした。


すると、元気に鳴き出す子犬!!!


まさに本能のままにユキは動いている感じですが、

不思議なのはそれから。




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自分の目の前に突如現れた小さな物体を見て、

ユキはふと怪訝そうな顔をしています。


生まれたばかりの赤ちゃん子犬は体温調節ができないから、

保温しないといけないというのを、読んでいた私は、

子犬をタオルに包んでみたのですが、

はて、母乳はいつ飲むんだろう?と疑問に。


何といっても私も初めての犬の出産の立ち合いですから、

もうドキドキなのです。


すぐさま、子犬をユキの元に返し、

お乳の傍に持って行くとちゃんと乳首に吸い付きます。




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すると、ユキの顔が何とも言えない優しい表情になるではありませんか!

この時が、ユキがお母さんになった瞬間なのかもしれません。


14時15分、第2子誕生!


羊膜に包まれて出て来る赤ちゃん子犬を初めて見ました。

すぐさま羊膜を食いちぎり、子犬を外へ出してあげるユキ。

羊膜に包まれたままだと、子犬が窒息死してしまう恐れがあるため、

一刻を争う作業なのでしょう。





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14時30分、第3子誕生!


分娩の間隔が短くなると、本当に大変です。

ユキは産んでは羊膜、へその緒を食いちぎり、

出てきた子犬を舐めまわして呼吸を促し、

濡れている全身をさらに舐めて乾かしてあげます。

と同時に、すでに生まれた子犬たちと一緒に母乳もあげなくてはいけません。


さらに同時に、次の分娩がやって来るのですから、

まさに休む暇なしとはこのこと。



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ユキの出産とともに、めでたくパパ犬になったはずのカイは、

時同じくして、巣箱の外で寝ていました(笑)。


まあ、分娩においてオス犬ができることは何もありませんから。


15時20分、第4子誕生!


最初の子の時だけ、いきんでいるような様子を見せたのですが、

ユキは横になった体勢で、上半身だけ持ち上げて陰部を舐めているかと思うと、

突然、羊膜に包まれた子犬がぬるりと出て来るという感じで、

すべての分娩がめちゃくちゃ早い。

元から丸い体型もあって、ユキは安産なのかもしれません。





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こうして最後の子犬が生まれたのは第1子誕生から約3時間後。

この3時間の差は歴然で、

すでに第1子の毛は乾き、お腹いっぱいにお乳を飲んでいる状態でした。


私は子犬が生まれるごとに濡れて汚れてしまうシーツを取り替え、

子犬たちが寒くないようにタオルにのせてあげ、

ユキの分娩の邪魔にならないようにどかしてあげる、

などと、せっせとユキの横でお世話係をやっていましたが、

私がいなくとも、ユキ1匹で十分に大役を務めあげたことでしょう。





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出産時は1月で、我が家はタイル敷きなので寒いんじゃないかと、

巣箱に毛布を敷いていたのですが、

秋田犬の場合、まったく必要なかったこと。

新聞紙も敷いていたのですが、巣作りで掘り返されてしまうため、

やはり意味はありませんでした。

それよりも、すぐに乾いたシーツに取り替えてあげられるように、

たくさんのシーツが必要だったこと、

が、私自身の巣箱作りの教訓です。





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最初から最後まで冷静沈着にユキが成し遂げた、

初めての出産。


こうして見事に4匹の元気な子犬が誕生したのです!








# by yokosakamaki | 2019-08-05 00:48 | うちの秋田犬物語