ノルマンディーの風

子犬を見に片道4時間

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※愛犬家のためのフリーペーパー「WONDERFUL STYLE」の休刊のため、

WEBサイトで連載していた「秋田犬とフランス田舎暮らし」のブログ記事を再掲載します。

ご覧いただいていた方は、再掲載分が終わり、続編になるまで、再度お付き合いください。





秋田犬のアノンスがいくつかあるうちから子犬を選ぶには、

やはり一度見てみなくては決められません。


ノルマンディーから4時間かけて着いたブリーダーの個人宅は、

ノール=パ・ド・カレー地方らしいレンガの外壁の一軒家が並ぶ住宅地内。

塀で囲まれた程よい大きさの芝生の庭が秋田犬たちの遊び場になっています。


家の中に入るなり、大きな秋田犬のつがいが、

外から窓越しにこちらに向かって猛烈に吠えていて、ちょっとびっくり。



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その吠え声は、ワンワンと言った一般的な犬の鳴き声ではなく、

まさにオオカミの遠吠えのようです。

窓越しとはいえ、2匹もいるし、

その体の大きさと吠え声にファンファンと2人で怖気気味に。


知らない人に対しては、家に入って来る者誰にでも吠えるとのことで、

素晴らしい番犬になるであろうことは証明されたというもの。


さらに母犬の方(写真左)が、なかなか鳴き止まなかったのですが、

家の中にいる自分の子犬たちへの警戒だからとも。

子犬を見に来た私たちの目的は、どうやらお見通しのようです。




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家の中に置かれた人間の赤ちゃん用柵の中には、

子犬が2匹寝ていました。


通常は一度に6~8匹生まれるそうで、

約2年前に同じ母犬から生まれた子犬たちも9匹もいたそうです。

今回はメス2匹だけながら、私たちにとっては生まれた子犬の数が少ないのもポイント。

姉妹が少ない分、母乳をたっぷりと飲め、

元気で丈夫な子犬であろうというイメージからです。

そのためか、生後1ヵ月の秋田犬の子犬たちはすでに丸々とし、

ご立派なおみ脚をお持ちで。



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したがって、選ぶのも2匹のうちのどちらかのため、

簡単なはずではあるのですが、ここで好みが分かれる私とファンファン。


私は目尻が上がり気味で、凛々しい顔つきの方(写真右)が断然いいと言い、

ファンファンは顔よりも体の大きい方(写真左)がいいに決まっているとの意見。

この時点で100gぐらいの体重の違いながら、見た目にも大きさの違いは歴然。


でも、どう考えても大事なのは顔でしょ!と思うのは、

私が見た目重視の女だからなのでしょうか? 


結局、この場では決められず、もう1匹の買い手が現れたところで決定することを約束し、

再度4時間かけてノルマンディーに帰ったのでした。






# by yokosakamaki | 2019-02-18 02:46 | うちの秋田犬物語