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ノルマンディーの風

子猫の天敵

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                   やさしく、働き者のミヌー母さんに育てられ、
                   自称、第2の母の人間ホットカーペットにも温められ、
                   平和そのものの中、グイグイ大きくなる子猫たちですが、
                   彼らにもやっかいな敵がいるのです。

                   なんといっても、半野良猫のミヌーと一緒に、
                   ほとんどを外で暮らしている半野生児たち。
                   忙しすぎて芝刈りを怠っているボウボウ状態の中庭を、
                   ぴょんぴょんと華麗に飛び回り、
                   今や木登りもマスターして、
                   ヨーイ・ドン!でどこまでも登っていくアクティブさ。

                   「よくやった!行く行くはオリンピック選手だ!」
                   と第2のバカ母が子猫たちを撫で回すと、
                   ふと手に当たる、異物の感触。


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                   子猫の毛を掻き分けてみると、
                   血を吸ってぷっくり膨れ上がったマダニが、
                   吸い付いている!吸い付いている!

                   子猫ばかりでなく、ミヌーにもいるわいるわ。
                   コレ、人間にも吸い付く吸血虫。
                   私自身もFanFanにも、
                   まだ小さなマダニが吸い付いているのを発見したこともあり。

                   したがって最初は2人がかりで子猫を取り押さえ、
                   恐る恐るマダニ取りに励んでいた私たち。
                   でも、取っても取っても、
                   次の日には新しいマダニが膨らんでいる。
                   さらには子猫を逃げないように押さえるため、
                   子猫が暴れるわ、引っ掻くわ、その都度大騒ぎに。
                   仕舞いには2人して手袋をし、
                   マダニ取りに挑むはめになったのです。

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                   でも、もう慣れました。
                   子猫を取り押さえるから、暴れるんです。
                   奴らが寝ている間に、鼻歌まじりでぷちっと取れば、
                   平和そのもの。奴らも目を覚まさない。

                   私は子猫を膝の上で寝かしつけては、
                   マダニ探しに集中。
                   それはまさに子ザルのノミを取る、母ザルの姿!
                   夏になったらマダニもだいぶいなくなったけれど、
                   最終的にはひそかな楽しみだったんですけどね、
                   マダニ取り。


                   次なる子猫の敵といえば、
                   というより、敵にされちゃっているのが、このお方。


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                   だいぶご無沙汰のアカントさん。
                   実は子猫が生まれると同時に、発情期を迎えたうちのうら若き乙女は、
                   1ヶ月間、檻の中に閉じ込められていたのです。

                   久しぶりに外に出て見ると、なんだか様子がおかしい。
                   本来は家に立ち入り禁止のミヌーはサロンに出入りしているし、
                   なんだか乳臭い匂いもする。

                   逆にすでに微妙に大きくなっていた子猫たちは、
                   突如現れた巨大な物体にギョッ!
                   すぐさま、全身を使って唾を吐きかけるようにペッ!ペッ!と威嚇。
                   そんな小さな体でどうやって大きなアカントに
                   打ち勝とうというのかわからないけれど、その迫力といったら!
                   大きくなるにつれ、歯をむき出し、飛びかかりそうになることもしばしば。

                   心やさしいアカントは、
                   訳もなく威嚇し続ける小さな物体にもう、たじたじ。

                   その気持ち、よ~く分かります。
                   私たちも子猫たちが生後まもない頃は、
                   しばらくパリに行っていて、
                   帰ってくるたびにペッ!ペッ!やられてましたから。
                   かわいらしい子猫からそんなむごい仕打ちを受けるたびに、
                   自分がなんだかとてつもなく、
                   極悪非道な人間になった気がしたものです。

                   その後、私は人間ホットカーペットとなり、
                   子猫を手懐けることに成功したけれど、
                   そんな裏技を使えないアカントは、
                   今でも変わらず子猫たちから目の敵にされている始末。


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                   果たしてそんなあなたたちの距離が縮まる日が、
                   いつかは来るのでしょうかね?


                   
                   

                   

                   
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by yokosakamaki | 2011-08-04 01:44 | うちの猫物語