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ノルマンディーの風

忠犬アカント

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                   この子も紹介しなくてはいけません。
                   うちのジャーマンシェパード犬、アカント。

                   アカンサスの花に名前を由来する、
                   うら若き乙女ながら、まさに八方美人。
                   人間と見ると長い尻尾をブォンブォン振り回して、
                   誰彼かまわず抱きついてしまう。
                   しかも自分はか弱き娘だと思い込んで飛びついてくるため、
                   その怪力に倒されそうになることしばしば。

                   雨が降った後はさらに大変。
                   泥だらけの体で体当たりをしてくるため、
                   「お願いだから近寄らないでー」と逃げ惑うことに。

                   えぇ、彼女に悪気はないのです。
                   ただただ、うれしくって仕方がないのです。

                   といってもFanFanへの忠義の心は別格で、
                   中庭で仕事をする彼の後を用もないのにくっついて歩く。
                   果樹園と牧草地の向こう側に住むFanFanの実家に彼が車で向かうと、
                   さっき家で別れたはずのアカントが、
                   すでに先回りして実家でお出迎えしてくれるというから可笑しい。

                   猫がかわいらしさで主人の心をゆさぶるならば、
                   犬はやっぱりその忠誠心で全面アタックというわけだろう。
                   常にFanFanを目で追っているアカントの後ろ姿、
                   まさに健気な乙女そのものではないですか!

                   猫派な私としてみれば、
                   「もっと気楽にいこうぜ~」と言いたいところだけど、
                   時にはFanFanの言うことも聞かないアカント。
                   結構、何気に手を抜いているらしい。
            
                   私たちが家を留守にする時は、
                   アカントはFanFanの両親の家に連れて行かれる。
                   しかし実家でもドイツシェパードが3匹もいて、
                   みんなと一緒に大きな檻の中に入れられてしまうのが気に入らない。
            
                   したがって、たいてい車に乗せられる時は、
                   実家に連れて行かれる時なので、
                   名前を呼んでもやって来ない。
                   それどころか、見るからにイヤイヤのやる気のない態度で後ずさりし、
                   垣根の後ろに隠れたりする。
                   それとも、「私はいませんよ」と言う顔をしてそっぽを向き、
                   聞こえない振りをする。

                   それ、バレバレですから。

                   四駆の荷台に乗せられるのも好きではない。
                   なんせ高さがあるので、
                   飛び乗るためには助走をつけなくてはいけないのだけれど、
                   何度も飛び乗りきれず、痛い思いをしているので、
                   荷台の前でどうしても止まってしまう。

                   跳び箱の踏み切り台で、
                   どうしても止まってしまうのと同じことですな。

                   というわけで、跳び箱、じゃなくて荷台に飛び乗るために、
                   何度もFanFanに練習をさせられるはめに。
                   それでも技をイマイチ習得できず、
                   相変わらず、FanFanに抱えられて乗せられることも多いアカント。

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                   警察犬をも務める優秀なジャーマンシェパードともあろうお方が、
                   そんなことでいいのだろうか?
                   情けない。。。

                   そんなお間抜けなアカントが、
                   唯一、うちの中で強気に出られる相手と言えば、
                   いわずと知れたチビ猫のミヌー。

                   この2人の激しい攻防戦は、
                   また改めてお伝えしますね。
                   
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by yokosakamaki | 2011-04-02 23:03 | うちの犬物語