ノルマンディーの風

初春の果樹園

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            うちには小規模ながら果樹園があって、
            さまざまなフルーツの木が植わっているらしい。
            まだ花も葉も実もない、すってんてんの状態の木を見ても、
            私には何が何の木なのかさっぱり分からない。


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            その果樹園の中で、今年初めて花を開いたのは、
            アプリコット(あんず)の木。
            一番最初ということで、なんとなく恥ずかしそうに開いた花びらは、
            まるで梅の花みたい。
            そういえば果実も梅に似ているし、と思ったら、
            アプリコットと梅は近縁種なんですね。


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            そんなアプリコットの花が咲いたのを見て、
            FanFanが慌てて始めたこと。
            ノルマンディー地方の名産である、
            りんごの木の剪定作業。

            電動はさみを使ってジャキジャキ適当に切っているように見えるけれど、
            もちろんちゃんと決まりがあるとのこと。
            りんごの実を大きく育てるために、
            余分な枝に栄養を持っていかれないようにするのが目的。

            芽が出ている部分のすぐそばを切り落とす。
            全体に満遍なく日が当たるように、枯れた枝や余計な枝も切り落とす。
            作業がしやすいように、通路をふさぐような枝も切り落とす。

            てな感じだそうです。


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            続いて行ったのは、
            コワンというフルーツの木の植え付け。
            先日植えた桜の木など、鉢に入って売られた樹木は、
            いつ植えても問題ないけれど、
            根が土から出て裸になった樹木は冬のうちに植えるべきとのこと。

            樹木はショックを与えると枯れてしまったりするため、
            できるだけ自然の流れの中で植えてあげることが大切。
            成長を止める冬眠中の時に植えつけて、
            春に目が覚めるとともに、何事もなかったように成長しだすのが理想的なのだそう。
            できるだけ、引っ越したことがバレないほうがいいというわけね。

            へぇ、植物って面白い!
            

            
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            問題のコワンというフルーツは、日本ではマルメロと呼ばれているもの。
            私は日本ではまったく馴染みがなかったけれど、
            フランスでは結構ポピュラーなフルーツ。
            生食はできないけれど、
            コンフィテュールやジュレなどに加工して食べるのです。

            といいつつ、こんな立派な実をつけるには、
            これから3~4年はかかるとのこと。
            木が枝を伸ばし、ふっくらとした実を成すまで、
            のんびり、じっくり、気長に待ちましょう。



            
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by yokosakamaki | 2011-03-26 23:53 | うちの果樹園